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特典 11 / 動画連動

JX金属株 解説資料

動画連動の特典 配布中

この資料について

2026年9月9日終値 3,909円 時点で作成。数字は決算短信・決算説明資料・会社の開示資料・日本経済新聞・Yahoo!ファイナンス・株探など公開情報から取っています。
特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。最終判断はご自身でお願いします。

1. 5月に何が起きたのか(1日で17パーセント近く下げた理由)

2026年5月11日、この株は5,828円の高値を付けました。その日の夕方4時10分、会社は東証に7本の書類をまとめて出しています。

株価に効いたのは次の4つです。

表は横にスクロールできます

#出たもの中身
1前の1年の決算営業利益1,749億円(55.5パーセント増)
2今年の予想営業利益1,900億円。証券会社の予想の平均は2,191億円で、291億円足りなかった
3配当1株31円 → 20円。会社の説明は「多額の自己株式の取得を実施する予定だから、下限の20円にする」
4転換社債2,500億円ぶん発行。5月19日に株に取り替えられる株価が1株4,860円に決まり、全部が株になると今ある株の5.54パーセント分が増える

下げ止まった日には理由がある

そこから7営業日続けて下げ、5月20日の終値が3,779円になりました(5,720円から1,941円・33.9パーセントの下落)。

5月11日の書類には、自己株式の買い取り価格の決め方がこう書いてありました。

2026年5月20日の終値が3,779円であったことから、3,779円に10パーセントのディスカウントを適用した3,401円となりました(ENEOSホールディングス開示)

つまり5月20日の終値が安いほど、会社は安く買い取れる形が、9日前から公表されていたということです。買い取りが始まった翌日の5月21日、株価は3.94パーセント上がっています。

2. 利益が2.7倍になった中身を分解する

2026年4月から6月の3か月の営業利益は814億円で、前の年の同じ3か月(296億円)から518億円増えました(175.5パーセント増=2.7倍)。

その増えた518億円の内訳(決算説明資料の営業損益差異)

中身金額会社が自分で稼いだ分か
銅の値段と円安+265億円いいえ(相場)
チリの銅鉱山(カセロネス)の権利を一部売った利益+191億円いいえ(1回きり)
半導体とAI向けを多く売った分+78億円はい

814億円をどの商売で稼いだか

事業営業利益割合
基礎材料(銅を溶かして売る)568億円約7割
半導体材料144億円約1割8分
情報通信材料131億円約1割6分

3. 日経225採用で来る買いの大きさ

項目数字
同じ株数で計算した金額2,500万株 × 3,909円 = 約977億円
9月9日の売買2,140万株
977億円は何日ぶんの売買か約1.2日ぶん
日経平均225社の中でのJX金属の重み0.2パーセント
この株が100円動いたときの日経平均3円35銭

過去に日経平均へ入った4社の、入った後1か月

銘柄1か月後
ベイカレント+17.09パーセント
キオクシア+67.02パーセント
シフト−10.69パーセント
パンパシフィック−9.61パーセント

4社のうち2社は下がっています。「入ったから上がる」という話にはなっていません。

4. 買う理由のほうも見ておく

  1. 半導体を作るときに使う材料で世界1位。スパッタリングターゲット(半導体の回路に金属の膜を張るための金属板)で世界シェア約65パーセント。買っているのは台湾のTSMC、アメリカのIntel、韓国のSK hynixです(決算説明資料)。
  2. 光通信に使うインジウムリン基板を、4年で最大1,200億円かけて生産能力7〜10倍にすると決めています。ただし増える工場が動き出すのは今年の下半期からで、売上はこれからです。
  3. 銅が2026年9月8日にロンドンの市場で過去最高値(1トン14,703ドル)を付けました。会社が今年の計画で置いた前提は1ポンド580セント、9月8日の実勢は667セントで87セント高い水準です。

会社は資料で、銅が10セント上がると営業利益が35億円増えると出しています(2026年7月以降の感応度)。87セント高いままなら単純計算で300億円ぶんの上振れですが、これは会社が出した数字ではありません。

一方で逆風もあります。会社は1ドル155円で計算していますが、今は153円台です。為替が5円動くと営業利益は70億円動きます。

5. 俺たちならいくらで買うか

3,360円です。

2026年3月から7月まで、この株は下げるたびに同じあたりで止まってきました。

日付安値
3月23日3,350円
3月31日3,312円
6月11日3,238円
7月17日3,361円
7月30日3,218円
買う株価1株が稼ぐ利益に対する倍率
3,360円21.6倍
今の3,909円25.1倍

※1株が稼ぐ利益は155円80銭で計算しています。

6. 何が出たら買わないか

親会社のENEOSが、残りの株を売ると発表したときです。

項目数字
ENEOSの保有割合(2026年6月の公開買付け後)35.28パーセント
株数3億3,625万4,102株
買付け前3億9,352万9,002株(42.38パーセント)
6月に売った分5,727万4,900株(6.01パーセント)

この発表が出たら、買う株価は考え直す必要があります。出ないうちは3,360円で変えません。

7. すでに持っている人へ

4,130円が、戻る力の止まってきた場所です。

日付値
7月15日終値4,134円
8月6日終値4,142円
8月18日高値4,135円

待つ間の配当は年20円です。100株なら2,000円。39万円を預けて2,000円という水準になります。

8. 次に見る日

本資料は投資教育・情報提供が目的で、特定銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。
数字は2026年9月9日時点のもので、正確性や将来の結果を保証しません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。

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