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特典 15 / 動画連動

9月権利の高配当株 解説資料

利回りの高い順に6社、どれが続く配当か

動画連動の特典 配布中

動画を見てくださった方へ。
動画で話した数字と、「なぜ日本郵船なのか」の中身を、1枚にまとめました。
株価はすべて2026年9月17日の終値を基準にしています。

0. まず日付の話

日付何の日か
2026年9月28日(月)権利付最終売買日。この日の取引終了まで持っていれば配当がもらえます
2026年9月29日(火)権利落ち日。株価は配当のぶん下がって始まるのが普通です
2026年9月30日(水)権利確定日(基準日)

株を買った当日に株主として名前が載るわけではなく、市場が開いている日で2日あとに載ります。
だから9月30日に名前を載せるには、9月28日までに買う必要があります。

※9月21日は敬老の日、22日は国民の休日、23日は秋分の日ですが、最終週の28〜30日はすべて営業日なので影響ありません。

1. 6社を利回りの高い順に並べる

表は横にスクロールできます

順銘柄9/17終値年間配当予想利回り9月末にもらえる額
1日本触媒2,607円140円5.37%70円(100株で7,000円)
2日本ライフライン1,575円81円5.14%25円(100株で2,500円)
3SANKYO2,148.5円100円4.65%50円(100株で5,000円)
4沖縄電力1,232円50円4.06%―
5関西ペイント2,896円116円4.01%―
6日本郵船7,566円240円3.17%120円(100株で1万2,000円)

利回りは高い順に並んでいますが、中身はまったく違います。

2. 1社ずつ、なぜその利回りなのか

日本触媒(5.37%)── 1年の利益より多く配っている

なぜ利益を超えて配るのか。 会社が理由を書いています。

2027年度末までに株主資本比率を60%近傍まで引き下げる目標を新たに定めました。この目標達成に向け株主資本の更なる積み増しを抑制する(株主還元方針の変更について・2024年5月13日)

実際に株主資本比率は 70.5% → 68.4% → 65.8%(最新は2026年6月末)と下がっています。
※下がっているのは比率であって、株主資本の額そのものは増えています(分母の資産がそれ以上に増えたためです)。

ただし期限があります。 方針の原文は「2028年3月期までは配当性向100%またはDOE2.0%のいずれか大きい金額を目安に配当を実施する」。
その先どうするかは、会社は書いていません。

日本ライフライン(5.14%)── 81円のうち25円は今回だけ

SANKYO(4.65%)── 減らした配当を元に戻すだけ

3つの数字を並べると見え方が変わります。

金額
前の期の実績90円
今期の前回予想(2026年5月13日)80円
今期の修正後(2026年8月6日)100円

「80円→100円」は前回予想との比較で、対前期は90円→100円です。
さらに 2026年3月期に100円→90円へ減配しており、今回の100円は2025年3月期と同じ水準に戻すものです。

沖縄電力(4.06%)── 利益が全部減っているのに増配

電力会社は設備に資金がかかるので借入が多いのは業界共通ですが、利益が全段階で減っている年に配当だけ増やすのは別の話です。

関西ペイント(4.01%)── 「減益」の一語が中身を隠す

利益の段階今期予想
営業利益(本業)+10.6%
経常利益+4.2%
最終利益△11.5%

減るのは最終利益だけで、本業は伸びています。
配当は年110円→116円へ引き上げ。方針は「FCF100%還元/累進配当/配当性向50%以上」です。

3. 大きい会社でも同じことが起きています

トヨタ ── 「上方修正」と報じられたが、対前期は減益

1つの見出しに、減と増の両方が入っています。 比べる相手が違うだけです。

さらに重要な点。 同じ短信の「配当予想の修正の有無」は「無」でした。
配当95円→100円は期初から出ていた予想で、8月の上方修正とは連動していません。

関西電力 ── 本業は4割減、でも最終利益は増益

4. なぜ日本郵船なのか

利回りは6社でいちばん低い3.17%です。それでも選ぶ理由は1つだけです。

配当の下限を、金額で書いている

方針の原文(有価証券報告書)です。

連結配当性向40%を目安に1株当たりの配当下限金額を年間200円として、業績の見通し等を総合的に勘案して利益配分を決定します

「目安」と書いてあるので約束ではありません。ですが下限の額を数字で出しているのは、この6社でここだけです。

金額
100株の購入代金(9/17終値7,566円)75万6,600円
年間の配当(240円 × 100株)年2万4,000円
うち9月末の権利でもらえる分(120円 × 100株)1万2,000円
下限の200円で計算した場合(200円 × 100株)年2万円

※9月分の120円は会社の予想で、取締役会での決定はまだです(前の期の115円は2025年11月6日の取締役会で決議されました)。

記念配当を剥がしても増配

前の期の年230円のうち、期末115円の内訳は普通配当90円+記念配当25円(創業140周年)でした。
その25円が今期は無いのに、年230円→240円に増えます。

日本ライフラインは記念配当を抜くと減ります。日本郵船は抜いても増えます。

3か月前は減益予想でした

発表日今期の経常利益の予想(対前期)
2026年5月11日△12.4%(減益)
2026年8月5日+18.4%(増益)

どちらも前の期と比べた数字なので、比べる相手は同じです。最終利益も+13.3%の増益予想です。

財務と株価

5. 見送る条件

日本郵船が「年200円を下限とする」と書かなくなったときです。

下限が消えたら、この株を選んだ理由そのものが消えます。
直近の確認どころは11月上旬の取締役会(中間配当の決議)です。

すでに持っている方へ

6. この資料で使った一次情報

すべて会社が公表した資料から引いています。

銘柄主な出典
日本触媒2027年3月期第1四半期決算短信(2026/8/7)/業績予想および配当予想に関するお知らせ(2026/8/7)/株主還元方針の変更について(2024/5/13)/第1四半期決算説明資料
日本ライフライン2027年3月期第1四半期決算短信(2026/8/7)/配当予想の修正に関するお知らせ(2026/7/30)/第1四半期決算説明資料
SANKYO2027年3月期第1四半期決算短信(2026/8/6)/配当方針の変更および配当予想に関するお知らせ(2026/8/6)/決算説明資料
沖縄電力2027年3月期第1四半期決算短信(2026/7/31)
関西ペイント2027年3月期第1四半期決算短信(2026/8/7)/決算説明資料
トヨタ2027年3月期第1四半期決算短信(2026/8/4)/2026年3月期決算短信
関西電力2027年3月期第1四半期決算短信(2026/7/31)
日本郵船2027年3月期第1四半期決算短信(2026/8/5)/2026年3月期決算短信(2026/5/11)/有価証券報告書
権利日日本取引所グループ「配当落・権利落等情報」/SBI証券・楽天証券・マネックス証券の権利確定日スケジュール

※この資料は特定の銘柄の購入を勧めるものではありません。投資の判断はご自身でお願いします。
※株価・配当予想は2026年9月17日時点のものです。その後の会社の発表で変わることがあります。

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