特典 02
高配当株の選び方
― 配当でお金を生み出す株の見つけ方
証券会社で28年、株を見てきた源さんが、高配当株を選ぶときに実際に見ている順番を、そのまま書きました。むずかしい言葉は使いません。証券会社のアプリと、会社が出す決算発表だけで確認できます。
先に、いちばん大事なことを1つ
たった1つの結論
利回りの高さで選ばないでください。
利回りは「1年の配当 ÷ 今の株価」で決まります。つまり、株価が下がるほど、利回りは高く見えます。
利回り6%や7%の株の中には、「会社に悪いことが起きて株価が半分になったから、利回りが高く見えているだけ」の株が混ざっています。これを買うと、配当をもらう前に株価で大きく損をします。
源さんが見ている順番
1. 配当の「過去5年」を見る(いちばん大事)
- 証券会社のアプリで、その会社の配当の推移を5年分見てください。
- 1回でも配当を減らした年(減配)がある会社は、いったん外します。
- 会社は、苦しくなると配当を減らします。5年間減らしていない会社は、苦しい年でも配当を守った会社です。
実例
高配当で人気の102社を調べたところ、「利回り3%以上で、5年間一度も減配していない会社」は35社しかありませんでした。3社に1社です。
2. 配当の「今期の会社予想」を見る
- 決算発表の1ページ目に「配当の状況」という欄があり、会社自身が「今年はいくら払う予定か」を書いています。
- 前の年より増えていれば増配予定、減っていれば減配予定です。
- 過去の実績が良くても、今期の予想が減っていたら要注意です。
3. 利益が配当を上回っているかを見る
- 配当は、会社の利益から払われます。利益より多い配当を払っている会社は、貯金を取り崩して配っている状態です。長続きしません。
- 目安として、1株あたりの利益(決算発表に書いてあります)と1株あたりの配当を比べてください。配当のほうが大きい年が続いていたら危険です。
4. なぜ利回りが高いのかを、自分の言葉で言えるか
- 最後に、「この会社の利回りが高いのはなぜか」を一言で言えるか確かめてください。
- 「業績は普通なのに、株の人気がなくて安いから」なら、買う理由になります。
- 「悪いニュースが出て株価が急落したから」なら、その悪いニュースが配当に響かないかを先に確かめる必要があります。
まとめ
この順番だけ覚えてください。
4つのチェック
- 過去5年、減配していないか
- 今期の会社予想は減っていないか
- 利益の範囲内で配っているか
- 利回りが高い理由を一言で言えるか
この4つを通った株だけが、「配当でお金を生み出す株」の候補です。
そして、この4つを実際に102社へあてはめて残った会社を並べたのが、源さん注目銘柄50選です。
本資料は投資教育・情報提供が目的で、特定銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。
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